荒れる週末は今週も…
沖はダメも 大潮まわりには この手が残っている。
台風が来ても釣りになる? 全天候型のウナギ釣り。
昨年一昨年に続いて今年もウナギの稚魚シラスウナギは極度の不漁のようで
10年前はキロ30万円だったものが,昨年一昨年はキロ100万円
今年はキロ200〜250万円の値がついているとか。
少し前 某船頭さんが夜にシラスを掬っていると道具を見せてくれた。
イカナゴの新子みたいな5cmくらいのが1匹300円!!で買い取ってくれるそうな。
養殖業者に渡る頃には1匹500円以上?
ウナギ業者にとってシラスウナギの不漁は深刻な問題のようで,
このままいけば,ウナギが庶民の食べ物ではなくなってしまう日もそう遠くないかも。
開幕戦なので,少し早めに現地に入り,川底の状態をチェック。
ストラクチャーの位置やウナギの通り道になるようなラインを確認。
日が長くなったので19時でもまだ真っ暗にならない。
今日は時間的に20時を過ぎた頃からが勝負タイムになるはず。
20時を回った直後,
目の前の電気ウキが川上に向かって勢いよく入って
竿ごとガラガラと引っ張っていくアタリ。
ハネかボラが引っ張っていっているんだろうと思ったら
意外にも本命だった。
最初の1匹から蒲焼きサイズ。
この1匹を皮切りに ポツポツとヒットし始めた。
ここ数年 ウナギ釣りくらいにしか使わなくなった28Lのクーラー
中身は道具と人間のエサくらいしか入っていないが…
このクーラーを買った20数年前は
こんな大きいクーラー買ってしまったと 少々後悔したが 今では最小。
鳴門へは40L
伊予灘へは50L
日和佐へは80L
かくして最下位になってしまった28Lの出番は限りなく少なくなってしまった。
釣り開始1時間。
小筆サイズの小型は掛からないが
太い蒲焼きサイズも少ない。
満ち6分〜7分と最もアタリの多い時間帯になり
アタリも頻繁にあるものの
エサ取りのアタリの方が多い。
同時刻 砂浜で網を片手に掬っているブロガーの方のターゲットは
ウナギ釣りにとって厄介者。
フグの猛攻に負けないように仕掛けの投入を繰り返す。
潮は右へ左へコロコロ変わる。
バタバタっと2,3匹釣れたらしばらく シーーーン というパターン。
1匹釣れたら すぐにそのポイントに仕掛けを入れると
続けて掛かることが多いので,手返しは素早く。
釣り開始2時間ほどで20匹ほど。
満潮を迎える頃には いつものようにピタッと食いが止まり
その後2時間粘ったものの アタリはエサ取りばかりで
2匹追加したのみ。
日付が変わる24時 納竿。
いつもはたくさん掛かるエンピツや小筆のリリースサイズはなし。
ウナギ激減の情報が伝えられる中
開幕戦にしては まずまずの釣果。
今年のウナギも そこそこいけそうな感じ?
本日の釣果 ウナギ 〜55cm 20匹